頭痛の症状軽くみていませんか|生活に支障がでる前に治療しよう

女性の医者

抑えられる痛み

看護師

痛みの対処法

目やこめかみの周辺にズキンズキンと脈打つような強い痛みが発生し、立っていることすら難しくなってしまう症状に悩まされている人が時折います。そのような症状のことを偏頭痛と呼びますが、市販の鎮痛剤では痛みを抑えることができませんので、早めに医療機関を受診して適切な治療を受けるようにした方がよいです。偏頭痛は、脳内血管の過拡張が原因で発生する拍動性の頭痛です。脳内血管の拡張を引き起こす要因としては様々なものが考えられていますが、今だにそのメカニズムが解明されるには至っていません。そのため、偏頭痛の治療は対症療法が中心となっています。一昔前までは、偏頭痛が起こった場合は注射を打つくらいしか治療する方法がありませんでした。事情があって病院に行くことができない人は、痛みがおさまるまでただひたすら寝ているしかなかったのです。でも、近年になり、偏頭痛の痛みを劇的に解消する画期的な内服薬が登場してくるようになり、実際に多くの患者が利用しています。また、前兆症状が現れた時点で服用することで偏頭痛発作の発生を回避できるようになる予防薬も開発されました。そのため、今後は、事前に病院で薬を処方してもらっておくことで、患者自身が痛みをセルフコントロールすることができるようになっていくだろうと考えられています。

痛みの原因

先程も述べたように、偏頭痛の痛みは、脳内の血管が拡張して炎症を起こすことによって発生します。これまで行われた研究によって、気圧の変化の影響を受けて脳内の血管が拡張してしまうケースがあることが確認されています。また、チョコレートなどの特定の食品を摂取することによって血管が拡張してしまうケースがあることもわかっています。チョコレートを食べると偏頭痛が起こる人の場合は、チョコレートを食べないようにするのが一番です。ただし、気圧の変化を個人の努力でどうこうすることはできませんので、気圧の変化が原因で痛みが起こっている人の場合は、薬の内服で対処することを考える必要があります。しかし、実際に一番多いのは、なぜ脳内血管が拡張してしまうのか、その原因が全くわからないというケースです。近年になり、精神的ストレスと脳内血管の拡張が密接な関係を持っていることが次第に明らかにされてくるようになりましたが、その全容が解明されるには至っていません。ある研究機関は、強い精神的ストレスがかかった時点ではなく、その精神的ストレスから解放された瞬間に脳内血管の拡張が起こりやすいという報告をあげています。今後も偏頭痛の研究は続けられていきますので、将来的にはもっと良い治療方法が開発されるだろうと期待されています。